クソデカ感情の行く末

俺が、俺達が、ドリフェス!!!!!!!だ!!

3月5日を超えて(2Dモードは確かにあった)

今日は2020年3月6日。令和2年の3月だ。

昨日、にわかにTwitterドリフェス!界隈が湧いていたのを、就寝1時間前に知った。

twitter.com

私も2つほどツイートさせてもらい、そのまま何故湧いていたのかを疑問に思いながら就寝した。

 

翌日の今日、湧いていた理由を思い出した。

2年前の3月5日。2018年3月5日。

ドリフェス!がプロジェクトを終了することを発表した日。

思い出したのと同時に、合点がいった。

あの目の前の光が突然消えてしまったような気持ち。恐らく似たような思いをした人たちは多かっただろう。

 

しかし、ドリフェス!を知ってくれる人たちは、平成から令和を超えてもなお、減るどころか体感だが増えている気がしてならない。

今までドリフェス!を忘れないでいる、思い出してくれる、なんなら新しく知ってくれる人がいる。これほどまでに嬉しいことはない。

 

ここから私の持論に入るのだが、コンテンツの『真の終了』とは何なのだろうと考えることがある。

ファンがいなくなる時? コンテンツの更新がなくなった時?

私は、「新しく知ってもらい、忘れない人がいなくなった時」だと考える。

ファンがいなくなった時と近いしいけども、それよりは広くなると思う。要するに一般の人からも名前は知っているけども、どんな作品か分からないと言われた時に、そのコンテンツの『真の終了』が来るのではないかと考えている。

記憶というのは永続的なものではない。記録には残っていても、記憶がないとそのコンテンツが本来はどんなものだったのか分からない。

コンテンツとは違うのだが、今話題の「蘇」も、記録には残っているが「レシピ」という記憶が失われているから、どんな調理法で作られたモノか分からないところがある。

コンテンツの『真の終了』はこれに近いのではないか。

これを踏まえると、記憶が継承され多くの人達から触れられているドリフェス!は、プロジェクトとしては区切りを迎えたが、『真の終了』を迎えてはいない。これ程嬉しいことはない。

 

持論も交えた理由としては、あるプレイモードについてがきっかけだった。

ドリフェス!のプレイモードに3D通常モード・3D軽量モードの他に、もう一つモードがあった。追加モードだったのもあってプレイした人が多いか分からないが、「2Dモード」というのがあったのだ。

 

2DモードってSDキャラが動くやつ? デレステみたいなもの?

いいや、そこはドリフェス!くん。予想の斜め上をいく。

エールとして送ったドリカのイラストのスライドショーだった。

イラストのスライドショーが2Dモードだったのだ。

これには流石にドリフェス!をプレイしていたディアドリーマーや、KUROFUNEの女・男(当時はファンの呼び名は、ドリフェス!よりこちらの方が大多数だった)から困惑の声が見受けられた気がする。実際に私の周りでプレイしてた人は困惑していた。

スライドショーなのはまだ大丈夫だ。私もまあデレステみたいなもの(アイドルマスタシンデレラガールズ スターライトステージの2Dモードは、その頃アニメみたいな2Dリッチを出す直前だった)*1ではなくてもええや。ドリアピさえ頑張れば。

この考えが初回プレイの時に見事に破られた。

ドリアピは、応援アイドルが行う最初の指の動作で、おおよそなぞる形が予想できる。

youtu.be

↑こちらの動画がとってもわかりやすい(有難う御座います)。

ドリアピは3Dモデルのアイドルが行う指の動作が決め手なのだ。

ここで2Dモードの説明に戻ろう。

エールとして送ったドリカのイラストのスライドショーだった。

イラストのスライドショーが2Dモードだったのだ。

 ん? 「イラストのスライドショー」……?

ドリアピを成功させるには、

ドリアピは3Dモデルのアイドルが行う指の動作が決め手なのだ。

 ……勘のいい人なら気付くだろう。

そう、2Dモードにすると、アイドルが3Dモデルとして登場しないから、指の動作での予測が難しい。

そう!!!!!!

ドリアピを成功させるには、光る線を見ながら恐る恐るなぞらなくてはいけなく、その結果、失敗が多くなるのだ!!

この仕様のせいで、私は2Dモードをあまりやっていなかったのだ。

そして、令和生まれのドリフェス!である母に、「2Dモードがあったんだよ」と言っても、「そのプレイ動画を見せて」と言われ、信じてもらえなかった。

 

そんな中、昨日Twitterに湧いていたドリフェス!達を見て、ふと思いついたのだ。

『もしかしたらこのドリフェス!達の中に、2Dモードのスクショを残している人がいるのではないか?』

思い立ったが吉日。すぐに募集した。

その結果、スクショを撮っていた人からリプを貰うことが出来た(本当にありがとうございます)。

アプリ内アニメ視聴、MV『プレイ』モードetc.

余りにも予想の斜め上を行ってくれたドリフェス!アプリの記憶を、無くさないで済んだのだ。

 

2018年3月5日を超え、私はより一層ドリフェス!活動に励みがついた。

あの頃を思い出すと気分が落ち込むときはあるが、それでも、ドリフェス!は前に進んでいる。

*1:2Dリッチモード実装のTrinity Fieldイベが2017年11月19日。2Dリッチの原型と思われるニュージェネレーションズ版BEYOND THE STARLIGHTが同年4月1日。ドリフェス!の2Dモードが同年7月20日。誤差の範囲ではある。